複利効果とは
短期間で資産を10倍に増やしたとか、そのような本を探すのに苦労はしませんね。
本屋さんに行けば投資の流行の波に乗ってそれ系の本がたくさん並んでいます。
でも実際、なかなかできませんよね。
できる人はやれば良いですけど、普通出来ませんし、目指す必要もないです。
なぜ目指す必要がないのか。
それは、毎年一定割合ずつ増やしつづければ、複利効果によって、
20年後、30年後には資産はものすごい膨れ上がっているからなんです。
たとえば、200万円の資金を元手に、
毎年20%の利回りで運用したとします。
1年目は、200万×20%=40万円増えて、合計240万円になります。
2年目には、240万円×20%=48万円増え、合計288万円。
3年目には、288万円×20%=58万円増え、合計346万円。
4年目には、346万円×20%=69万円増え、合計415万円。
4年目で資産は2倍以上に増えました。
このような計算を続けてみてください。
9年目で1,000万円をを超え、
13年目には2,000万円を超えてしまいます。
そして・・・。
もし30歳からこの利率で運用し続けたサラリーマンがいたとすると人が、定年60歳になる頃には、
当初の200万円の資金は4億7千万円に膨れ上がっています。
立派な退職金ですよね。
そんなレベルじゃないですか。
さらに年金がもらえ始める5年後まで20%で運用を続けると
当初200万円だった資金は、11億8千万円にまでなってしまうのです。
これが複利の力なんです。
でも、この単純なプランを守り通すのが出来ないのが人間みたいです。
だって、こんなに簡単なら誰でも金持ちになれそうじゃないですか?
ちょっとした自制心と退屈に耐える心さえあれば誰でも可能らしいんですが。
その辺の細かいことは、ロバートキヨサキの「金持ち父さんの投資ガイド 入門編」
に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。
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