投資はプランだ!
ロバートキヨサキは「金持ち父さんの投資ガイド入門編」のなかで投資はプランだと言うことを強く訴えています。
「投資はプランだ。投資商品でも投資手法でもない。」
「本当を言って、プランを持つまで投資しちゃいけないんだ。
投資はプランであって商品や手法じゃないっていうことを、いつも頭に入れておくんだ。」
こう書いてあります。
この本を読むまで投資とは「株式の取引をする行為」、
「不動産の取引をする行為」だと考えていました。
しかし、ロバートキヨサキは違うと言っているのです。
投資というのはプランであって、『今いるところから将来いたいと思うところまで運んでくれるプラン』を言うのだと。
このことを本の中で次のように旅行に例えています。
「たとえばハワイからニューヨークに行くとする。この旅の最初の部分は自転車や車では、
だめなことははっきりしている。海を越えるのに、船か飛行機が必要だ」
「そして、海の向こうの陸地にたどりついたあとはニューヨークまで歩いて行くこともできるし、
自転車で行くことも、自動車や列車、バスに乗っていくことも可能だし、飛行機で飛んでいってもいい」
今いるところがハワイで将来いたい所がニューヨークですね。
そして、そのニューヨークに到着するには色々な乗物があり、自分の状況に適切な乗物を選択する。
それがプランであると。
世の中にはいろいろなニーズを持った人たちが当然います。
つまり、投資の目的も人それぞれ異なると言うことなんです。
それがわかれば、なぜこれだけ沢山の種類の乗物が存在するのかわかりますね。
それぞれに異なるニーズがあるからです。
様々な投資商品や投資手法があるのも、たくさんの人々のニーズによって生まれているんです。
しかし、個人的なファイナンシャルプランをはっきりと持っていない人は、
ただこれらの種類の多さに圧倒され、混乱してしまうだけだということです。
そして、プランのない人は株式を取引する行為などをして、自分は投資家だと思っているのです。
最後にもう一度言います。
『投資はプランだ』
これ言葉だけでも頭に叩き込んでおくだけで、将来変わってくるかもしれませんよ。
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